秘密の改行キー「Ctrl」+「J」(第24回):田中亨「Excelの謎」

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20070626/275918/
http://d.hatena.ne.jp/oryzan/20080529/1212081298
ctrl-Mは知っていたが、ctrl-Jも改行になるとは知らなかった。JキーはホームポジションなのでMよりも断然押しやすい。ただ、ctrl-Mと違ってctrl-Jは日本語変換時に未確定のまま改行してしまう……と思ったらIMEの設定でctrl-Jを全確定に設定すればちゃんと確定してから改行してくれるようになった。
ただし、やはり1キーで操作できるEnterキーをそのまま使ったほうが楽な気もする。BackSpaceキーはCtrl+Hで慣れたのでこっちも慣れればCtrl+Jの方が楽になるのだろうか?


どうやらコンピューターが開発された当初のctrlキーはasciiコードで60マイナスした内容を入力するためのキーだったことが、これが出来る理由らしい。つまり……


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ctrl-H(68)→08:BS(後退)
ctrl-I(69)→09:HT(水平タブ)
ctrl-J(70)→10:LF(改行)
ctrl-K(71)→11:VT(垂直タブ)
ctrl-L(72)→12:FF(改頁)
ctrl-M(73)→13:CR(復帰)
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というわけだ。ctrl-K,Lは現在では違う意味に割り振られていることが多いけど、H,I,J,Mは現在でも大体同じ意味のキーバインドとして生き残っている。
この記事ではExcelについて言及しているが、どうやらWindowsのメモ帳をはじめとした大抵のテキストエディタでもctrl-jは行けるみたいである。