シロクマ日報 > 新旧メディアが補完し合うことの価値 : ITmedia オルタナティブ・ブログ

http://blogs.itmedia.co.jp/akihito/2009/03/post-8573-1.html


既存メディア vs. ネット。組織 vs. 個人。メディアを論じるときはどうしても対立で
考えてしまいがちです(僕もその一人です)。しかし先日も「記者とブロガーは
補完し合う関係であるべき」と書いたように、本来は対立より先に協力が
追求されるべきでしょう。
理想論としてはそうなのだろうけれど、現在は両者が広告料という同じパイを取りあっているので、どうしても対立せざるを得ないと思う。特にネットという新プレイヤーが現れたことによって広告料の取り分が減る側の既存メディアからしてみれば、現状おもしろいとは言えない。既存メディアとネットが協力すれば提供できる価値は増すけれど、だからといって広告料というパイが大きくなるわけではないし。
しかし、増えた「提供できる価値」が回りまわって、広告料とは別の形で情報発信者への報酬になる可能性はある。端的な例としては、ブログで情報を発信したらコメントやトラックバックで自分の知らない情報が帰ってきたり、そこから人脈が広がったりというのも、そういったものにあたる。
既存メディアでこういうのにあたるのが何なのかまだはっきり見えないけれど、たしかに広告枠を取り合う争いに全力を注ぐよりは、協力する道を追求して別の価値をみつけていく方が建設的だという意見には納得できる。

http://akihitok.typepad.jp/blog/2009/03/post-d83b.html

テレビ関係者側に「放送時間に観て欲しい」「放送時間に観てくれるような番組をつくらなければ」論が強かった
テレビという家電製品を売る側は売る側で「生活の中心となる場所に鎮座してくれなければ」という考えを持ってるみたいだし、ある意味噛み合っているのかもしれない。