うみねこのなく頃に ep3

いまさらながらに、読了。
今回はループ全体が欺瞞に満ちていたものの、ゲームのルールを知る上ではかなり参考になる回だった。以下、そのまとめなのでネタバレ。
うみねこには、現実パート/虚言パート/お茶会パートがあるものとする。
現実パートは、現実に島で起こったこと。
虚言パートは、ベアトリーチェの虚言。魔法とか出てくるけど、基本的にこれは嘘。
お茶会パートはメタ視点。何度もループする島での事件を、現実パートと虚言パートを織り交ぜてベアトリーチェが語り、戦人がその荒を探してゆく。


どこからどこまで現実パートでどこまでが虚言パートなのかは明かされない。ただし、
「赤発言」で語られた事は現実パートだと確定する。また、現実パートで物語内の戦人が
直接見聞きしたことも、現実パートとして確定できると思われる。
虚言パートは現実の喩え話であることが多いが、そうである必要は無い。


ベアトリーチェの勝利条件は、お茶会パートで魔女の存在を認めさせること。
ep3にて、勝利条件完遂した気がするのだが、発言だけじゃなく盟約書にしなきゃだめなのかもしれない。
戦人の勝利条件は、うみねこのなく頃に全員生存というのが勝利条件な気がする。
戦人本人は魔女の否定だと思い込んでいるが、多分違う。ベアトリーチェが赤発言で
「魔女は存在する」と言えない時点ですでにその勝利条件は満たされているので。


ep3では、虚言パートが完全に虚言だとするとワルギリアやエヴァベアトリーチェがお茶会パートにも出てきたとこに矛盾が生じる気がするが、そこまで含んでベアトリーチェの魔女を認めさせるための策略だったので、そのあたりの矛盾は無視できる。
(虚言+お茶会パートでは山羊の皆さんが変装して新キャラのフリをするという扱いで説明がつく)


ひぐらしの前例はあるが「虚言パートなんて無いよ!全部現実!」って可能性はあまり考えないでおこう。最終的にそれが正解かどうかは置いておいて、考えるのが楽しくなくなるから。
まあ「ひぐらし」と違って「うみねこ」は最初から、部品を組み合わせれば完成図が出来上がるゲームではなく、部品を眺めてどんな完成品になるのかを想像して楽しむゲームだって分かってるだけマシか。
まともに想像しても当たらないけどな!