一眼レフで猿になる - レジデント初期研修用資料

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今まで使っていたデジカメの液晶ディスプレイだって、遅延はせいぜいコンマ秒オーダーだと思うんだけれど、
犬はよく動いて、「ここ」という瞬間にシャッターを切ろうとすると、ごくわずかな遅延が邪魔をして、
なかなかいいタイミングで写真が撮れなかった。

ファインダー越しにのぞいたわんこの顔は「遅延ゼロ」で、「ここ」というその瞬間にシャッターを切ると、
まさに今見た風景が、そこにうつっていた。「シャッター押したら見たものが撮れる」というのが、
こんなに快適とは想像できなかったものだから、気がついたら猿みたいにシャッターを連射していた。