http://kml.tumblr.com/post/837582755
昔 のコンピュータは基本プログラムを読み込むためには
「基本プログラムを読み込むプログラム」
をオペレーターがコンソールからいちいち 手入力するしかなかった。
今ひとつ納得できない。コンソールから入力が行なえる時点で既に基本プログラムは走ってるじゃないかと。
そもそもコンソールから入力って時点でなんか既に結構後の時代な気が。パンチカードはどうした。
……と、思って調べた。この文脈で言う「コンソール」って単語は今普通にコンソールと言って想像するようなキーボードとかじゃなくって「本体の管理用に直接つないで利用する入出力装置」という意味で使われているっぽい。
http://e-words.jp/w/E382B3E383B3E382BDE383BCE383AB.html
ちなみに、wikipediaにもっと詳しい説明が書いてあった。手でプログラムを入力するって言うよりは、メモリの初期状態を決められた値になるようにスイッチを設定してから起動するという感じのようだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%88
初期のプログラム可能なコンピュータは、トグルスイッチがフロントパネルに並んでいて、
それを操作することによってブートローダをプログラム格納域に置いてからCPUを起動するようになっていた。
そうするとCPUはブートローダを実行して、オペレーティングシステムを外部記憶メディア(例えば紙テープ
あるいは磁気ディスク装置)からロードすることができた。ブートローダの擬似アセンブラコードは以下の8個の命令に単純化できる。
0: P レジスタに 8 をセット
1: 紙テープ読取装置の準備ができているかチェック
2: もし準備できていなかったら、1 へジャンプ
3: 紙テープ読取装置からアキュムレータに 1バイト読み込む
4: テープが終了したら 8 へジャンプ
5: アキュムレータの内容を P レジスタが指すアドレスに書き込む
6: P レジスタに 1 を加算
7: 1 へジャンプ