データ変換サービス(DTS:Data Transformation Services)

http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/tutor/sql02/sql02_02.html
http://d.hatena.ne.jp/qaz76/20110209/1297264750
異なる形式で保存されたデータを変換して形式を共通化するための、SQL Serverコンポーネント
様々な異なる形式のデータを、分析等のために1つのDB形式にまとめるためのものである。
SqlServerの「データのインポート」及び「データのエクスポート」は、DTSによって実現されている。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc707786%28v=sql.105%29.aspx
SQL Server 2008 からは非推奨機能とされており、代わりに SQL ServerIntegration Services が導入されているらしい。



DTSによるデータ変換では、接続インターフェイスや変換タスク、ワークフローなどを記録した「DTSパッケージ」を作成して実行される。
DTSパッケージには、
・接続(OLE DB、ODBCインターフェイスでアクセス可能)
・DTSタスク(データのインポート/エクスポート、データ変換、DBオブジェクトのコピー、Transact-SQLステートメントActiveXスクリプトの実行など)
・DTS変換(データ型変換、日付形式変換など)
・DTSパッケージ・ワークフロー(パッケージのステップ実行の順序制御。タスクが正常に完了したかどうかによって処理を分岐するなど)
・カスタム・プログラム
などがパッケージ化される。

コマンドなど
・dtsrun.exe(DTSパッケージを実行する)
・DTSWisard.exe(DTSを作成するためのウィザード)