gitとsvnのマージの違い

http://nisshiee.blogspot.jp/2013/08/git.html
gitはマージが強い、とは言うけれど別にマージ自体の仕組みがsvnと全然違うという話でもないし、svnで論理的に衝突が発生するときは、gitでも同じように衝突が発生するし、svnで衝突しない場合はしないじゃん。
( svnではバージョン1.5から導入されたマージトラッキングが利用できるので、マージすべき範囲を人間が判断・管理する必要は無い )
……と思っていたが、それに対する納得できる回答があった。

Gitの考え方は逆方向で、「マージの回数は増えても、安全なマージをする」だ。
単純に、diffが少なければ競合しにくい。マージってのはブランチ単位でするものだから、ブランチが小さければ小さいほど競合しにくいという至極単純な理屈。

ツールの機能としてはSVNでもこのブランチの切り方を実践することはできるだろう。
だけど、このブランチの切り方を実践するにはGitじゃないとダメなんだ、これが。

SVNだとそれらのコマンド(svn copy)を打つたびにリポジトリサーバと通信が走り、待たされる。
でもGitならこれらのコマンドはすべてローカルリポジトリで完結するから、一瞬で結果が表示される。

できることは変わらないが、サーバ通信が発生しないので、細かいブランチ切り、細かいマージができて、細かいマージだと衝突が発生しずらい。
という話のようだ。