視聴。
サマーウォーズやおおかみこどもの雨と雪の細田守が、日本テレビの全面的なバックアップ受けながらも大爆死した怪作。
こんだけの爆死作品はそうは無く、今見ないと二度と見る機会がなさそうなので逆に興味がわいて見に行った。
当然のように俺一人のための貸切上映状態で、前の席を蹴ろうが飲み物をズズーッとやろうが誰にも迷惑をかからない劇場プライベートシアター化にテンションが上がる。
作品内容は、各所で聞いたレビューで期待値最低からの視聴だったため、最初は「あれ、思ったより悪く……ない?変なリズムのセリフも演劇の舞台を再現しようとしてるなら分からんでもない」と油断して、死後の世界もワケワカラン時空だと割り切って、ちらほらンン?と思う場面がありつつも見ていたのだが、渋谷駅前ダンスシーンで歯車がスパーンと吹っ飛んで行き、後はどういうことなんだ展開のオンパレードだった。
全体的に物語展開として説明すべきことが説明されていなかったり、心情の変化を起こすイベントが描ききれてないのに突然キャラクターが心変わりしたりと、時間を消し飛ばすスタンド攻撃を受けているのかと思った。
そのせいでキャラクターの言動がとてつもなく唐突で浅いように感じられる。
最後にワンピースとかTV版エヴァ始まるし。せめて龍の行動原理を明らかにしてくれ。
あと現実世界に戻ってからのシーンは不自然に民衆が動いてないので完成させるための時間が不足してたのかと思わせる。
とは言え制作に大金をかけただけあって映像は凄いし、「そういうつもり」で見に行って「そういう作品」を視聴できたので損した気分ではない。
あと劇場貸切状態だったので他の客に遠慮せず「どういうことだよ……!」とか「そうはならんやろ!」とか思い切りツッコミながら見れたのが良かった。
たしかにこれはツッコミあり上映するのが正しい視聴作法の作品。