XP祭り2005 これからのキーワードは「見える化」だ!!

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050905/220618/
こういうの、大好きです。
エクストリームプログラミングの祭典が開かれ、そのときに発表されたもののまとめ。
ポイントとなったのは「顧客にすら、必要な要求は見えていない」というところ。
それに対抗するために

ひが氏は,見える化のための「三種の神器」として「UIモックアップ
「操作マニュアル」「業務手順書」を挙げた。UIモックアップは,
本物のシステムを想像できるような「紙芝居」で,HTMLで記述することが多いという。
デザインに凝ったりロジックを含む必要はない。

ということを実践するとよい、とのこと。



また、次のような主張もあった。

豆蔵取締役の萩本順三氏(写真3)は,同氏が設立にかかわった要求開発アライアンスが
推進する「要求開発方法論(Openthology)」を紹介した。要求分析や要求定義のように
「要求がすでに存在する」と考えるのではなく,業務を分析することにより
「要求を開発する」方法論である。

目からうろこが落ちます。



ああぁ、もう。業務の内容がきちんと見えていないのに無理やりシステムを開発している私の所属しているプロジェクトとは大違いですよ。いや、作りたいものが見えていないのに作れ、という冗談のような本当の話。
特に必要だと思えた点は、「UIモックアップ」「操作マニュアル」「業務手順書」
の3点。
ユーザへのアピールから、プログラマレベルの仕様の理解に至るまでくまなく役立つツールだと思う。