google mapsの新機能「Street View」

http://kengo.preston-net.com/archives/003221.shtml
http://d.hatena.ne.jp/nmy/20070530/p1
[web-app]
確かに驚愕のサービス内容だとは思う。見るだけで圧倒される内容だ。
しかし、これはgoogleらしくないサービスなのではないかとも思う。googleの目指す役割はあくまでも情報の整理だったはずだ。情報を自ら集めるのは、なにか役割が違うのではないか?これが、はてなマップのようなサービスから写真と座標データをひたすら集めてきて自動的にそれらを再配置したものならば、googleらしいと言えるのだが。
と、ここまで考えて、これは現実世界の映像という情報を整理できる形に落としているだけで情報を作っているわけではないのでは、という考えに至った。これはある意味、図書館の書籍を全て電子化するプロジェクトと同様の試みであって、既存の情報を電子化して検索可能な状態にしているだけなのだ。
ただ、このサービスに必要なデータはweb上をクロールして取得してくるデータと違って現実世界が対象なので、物理的な機器の台数や情報取得時間に大きな制約を受ける。図書館は本というフォーマットが決まっているので、まだこの制約をうまく逃れる方法がありそうだが。