鎌池和馬「とある魔術の禁書目録5」

読了。
夏休み最終日のお話。一方通行と上条の話が交互に展開していくが、別に両者は関係してるわけでもなく、普通に2つの話が進む。元は電撃hp掲載話だったらしい。
それにしても、御坂妹の非人間っぷりが凄い(誉め言葉)。
クローン間で作られたミサカネットワーク全体で思考してるとか、もう萌えキャラとしてラノベに出てる場合じゃないほどSF的な存在だ。御坂オリジナルと上条は何も考えずに外面だけ見て個体が殺されることを否定してたが、御坂妹にとっては一万人の個体の死は別に人が献血するのと変わらないくらいの感覚だったんじゃなかろうか。