白鳥士郎「のうりん 5」

読了。
牛を通じて生命動物倫理を描く巻。
「医者は救うために命と向き合いますが、私たち農業従事者は奪うために命と向き合います」
しっかりライトノベルをやりながら、真面目なテーマも扱う作品。
この作品の場合、(十全に楽しむためには予備知識が必要な)ライトノベルであることは読者層を縮めてるんじゃなかろうかと思ってしまう。