樫木祐人「ハクメイとミコチ 2」

読了。
1巻もそうだったけれど、なんとも芳醇なフレーバーの作品。
身長10cm程度の小人の生活を描く作品だが、説得力に満ちた描写と自然を自然のままに描けている描き込みで、森に、町に、人に、息遣いが感じられる。
2巻ということで最初から設定が分かっているだけに、すぐに世界観にどっぷり浸かることができて存分に楽しむことができた。