Windowsのメモ帳の文字コード動作について

http://qiita.com/shiena/items/8c462b77aa9230893bd1

既定文字コード

新規作成時は、ANSI(shift_jis)。
既存ファイル読み込み時は自動判定して、自身が扱える形式(下記)ならその形式になる。
EUCなど扱えない形式を読み込むと文字化けしたANSIになる。

選択可能文字コード

ANSI              : シフトJIS。当然BOMは無い。(シフトJISにはBOMという概念が無いので)
Unicode           : UTF-16 little endian。マルチバイト文字の下位8ビットを先に配置する方式。BOMあり。
Unicode big endian: UTF-16 big endian。マルチバイト文字の上位8ビットを先に配置する方式。BOMあり。
UTF-8             : UTF-8。BOMあり。(UTF-8にはエンディアンの概念は無いが、UTF-8だということを示すBOMを付けることはある)

UTF-8BOM無しについて

メモ帳には「UTF-8 BOMなし」の形式で保存する機能は存在しない。
よって、『メモ帳で「UTF-8 BOMなし」を開いて上書き保存すると、「UTF-8 BOMあり」に勝手に変換されてしまう』という動作になっている。
何もせずに上書きしただけでもファイル内容が変わってしまうため注意。
( 少なくとも 2016年11月のWindows10時点ではこの動作になっている )
UTF-16 BOMなし」も保存できないが、この形式のファイルはほぼ使われないのであまり気にしなくてよい。
UTF-16 BOMなし」は、秀丸ですら正しく読み込めなかった。