BLAME!

視聴。
アニメ版「シドニアの騎士」の製作元であるポリゴン・ピクチュアズによる、BLAME!のフルCGアニメ映画。
原作で言うと東亜重工編の前半あたりの話を中心にして再構成されたストーリーになっている。
悪くはないが、原作既読者をニヤリとさせるような仕掛けをもっと入れ込んで欲しかったというところが正直な感想。特にシボを最初にミイラ状態で登場させておきながら「体がいっぱいあるよー!」のシーンを除外したことは残念極まりない。
全体的に納得できる品質で、シャキサクとシドニアの一瞬で炊ける飯の融合みたいな食品とか、ネットスフィアの世界と基底現実の世界でフレームレートを変えている演出などハッと思わせる点も多々ある。
電気漁師はせっかくARディスプレイ付けてるんだから「弾体加速」とか表示してくれればいいのに、とか。
過充電射出は「禁圧解除」も表示して欲しかったとか。
最後の霧亥の姿には、なんか原作の先の展開を匂わせる小道具を持たせて欲しかったとか。(MORIを首から下げてるとか)



あと映画館と同時にNetflixで公開してるせいで、Netflix宣伝のステマ感想が多いのがうざい。