新約聖書 使徒行伝

読了。
エスの復活後の使徒ペテロ、ヨハネパウロの活動を書いた部。
エスの教えを広めて弟子を増やしていくペテロが、過去のイエスと同じようにユダヤ人司祭に疑われるが奇跡を起こして改心させるという流れが何度か繰り返される。
その後、最初は疑っていたが奇跡で盲目にされて改心したサウロに主人公をうつして話は続き、船旅を経て最終的にローマまで行くことになる。
ちなみにサウロはパウロと同じ人物。改心して呼び名が変わるので分かりにくい。
あと「サウロの目から、うろこのようなものが落ちて」盲目が治るというエピソードがある。"目からウロコ"の慣用句はまさかの聖書由来だった。
ギリシャ神話が直接的に登場するのものもこれまでにない特色か。



パウェル(パウロ)ってなんか聞き覚えがあるなーと思っていて、てっきり教皇かなんかの名前だと思っていたら、どうも記憶にあったのは米連邦準備理事会議長の名前だったようだ。まったく関係ない。
初代教皇はペテロとのこと。