クリア。VRゲーム。
「うって、ノッて、絶頂へ。」というキャッチコピーで打ち出された3Dシューティングゲーム。
ゲームシステムは自動で進む自機から敵をロックして打つという方式で、電脳空間を疾走するパンツァードラグーンという表現がゲームをよく表せると思う。
2001年にPS2で発売され、その後2016年にVR版としてリマスター発売された。
グラフィックはPS2初期ということもあってPS1よりマシというレベルに留まるのが微妙なところ。ただし、エリアXは2016年に追加されただけあって光の粒によって描かれた背景などが特徴的な独自色あるクオリティとなっている。
VRゲームとしてはカーソルが完全にコントローラーと同期しておらず、ロックオンカーソルがコントローラーだけではなくHMDでも移動してしまったり、 見えている視界の「画面端」までいくとロックオンカーソル位置がそれ以上移動しないことで位置ずれが発生したりといまひとつに思える。
数々の賞を取っているが正直エリアXをあわせてもゲームとしては微妙な作品に思える。2016年時点ではまともなVRゲームが数えるほどしかなかったことと、オサレ的な意味で取っているのではないかと思う。
