「内在的公正世界信念」と「究極的公正世界信念」

https://davitrice.hatenadiary.jp/entry/2023/11/28/093824

まず1つ目は、「内在的公正世界信念」です。良い行いをすれば良い結果が、悪い行いをすれば悪い結果がもたらされる、
と信じる傾向です。この考え方は小さな頃からの学習や経験を通して、多くの人に身についていきます。
2つ目は「究極的公正世界信念」です。今、何かしらの不公正に巻き込まれて被害を負っていても、
将来必ず、何らかの形で埋め合わされるに違いないと信じる傾向を指します。

内在的公正世界信念は、全員がお互いの過去情報を知らない囚人のジレンマゲームを行うとき、裏切りを選ぶと、次のゲームで相手が裏切りを選びやすくなるとする信念。
究極的公正世界信念は、全員が選択をサイコロの出目で決める囚人のジレンマゲームを行うとき、「負け(自分:協調、相手:裏切り)」の結果がでると、次のゲームで「勝ち(自分:裏切り、相手:協調)」が出やすくなるとする信念。