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僕のヒーローアカデミア

読了。35巻まで。

押見修造「血の轍」

読了。13巻まで。 漫画「惡の華」の作者の作品。 不安定な母子の関係が描かれたサイコサスペンス。 1990年代を舞台としていたが、13巻から2020年代が舞台となった。

珪素「異修羅」WEB版

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882641261 読了。 「異能最強トーナメント」を、参加者を推薦する人物たちの試合前から始まっている政治闘争まで含めて描く意欲作。 ただ政治闘争の面を丁寧に描くことで、実際正面から戦ったら絶対負けてるじゃんとい…

犬童千絵「碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語 -」

読了。 古代エジプトに実在した女王であるハトシェプストの一生を描く作品。 代々男王であるファラオの座についた女性であり、公の場では男装をしていたと伝えられているが、その物語を鮮やかに描き出したのが本作となる。

アンディ・ウィアー「プロジェクト・ヘイル・メアリー」

読了。 火星の人の作者であるアンディ・ウェアーの作品。 アルテミスは決して面白くなかったわけではなかったが「火星の人のような作品」を求めていた期待は微妙に満たせていなかったのだが、それに対して本作は主人公が科学知識をもとにした推論と実験で実…

河原和音「俺物語」

読了。 別冊マーガレットに連載された少女漫画ながら、巨漢男子とヒロインの少女を中心にした異色学園ラブコメ。 少女漫画然とした細い線のキャラクター質の中に、少年ギャグ漫画から出てきたような画風の主人公が普通に混じっていて、絵面だけで面白いのは…

よしながふみ「フラワー・オブ・ライフ」

読了。 白血病から回復して転入してきた主人公を中心にした学園ドラマものの少女漫画。 4巻と短いながら、作者が好き勝手に描いているのか学園生活を中心に、教師の不倫やら、漫画を描く話やら、家族間の関係やら話の方向性が様々な方向に向いていくのが面白…

小川一水「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」

読了。 衛星軌道に住まい、木製型惑星の大気に住む空魚の漁で生活を支えるという世界観の作品。 一応超光速航法もあるものの基本的には恒星間は大きな隔たれているようで、舞台は木製型惑星に限定される。 舞台は西暦9000年近くというこだが、文化的な風習な…

稲葉義明「ルガルギガム 上・下」

読了。 現代の男子高校生が古代メソポタミアを基盤にした怪物や魔術がある異世界へ転移して、もとの世界へ戻るために奮闘する……という設定だけみると正当な異世界転移ラノベだが、内容はかなり地に足の付いたファンタジー世界の生活を描く作品。 良い意味で…

白鳥士郎「りゅうおうのおしごと」 16巻まで

読了。

ゆうきまさみ「白暮のクロニクル」

読了。 吸血鬼のような特徴を持つオキナガと呼ばれる存在が実在し、彼らがその社会的に排斥されやすいことから長命者援護法という法律が整っている現代日本を舞台にしたミステリ。 厚生労働省の役人であるヒロインと、オキナガである主人公のバディもの。

芥見下々「呪術廻戦」

読了。19巻まで。 10巻あたりまでも能力設定がごちゃごちゃした作品だと感じていたが、それが極まって最近は(わりと意図的に)ジェネリックハンターハンターとして念能力バトルをしている作品。

椎名高志「絶対可憐チルドレン」

読了。全63巻。

タイザン5「タコピーの原罪」

読了。 悲惨な身の上と主人公の狂気で話題をさらった作品。 以下ネタバレ。

藤本タツキ「ファイアパンチ」

読了。 対象が灰になるまで消えない炎を出す能力者の炎で体が燃えつづける身体再生能力者を主人公にした復讐劇の作品。 しかしそこはチェンソーマンの藤本タツキ、一捻りも二捻りもしてくる。

須藤靖、伊勢田哲治「科学を語るとはどういうことか 科学者、哲学者にモノ申す」

読了。 宇宙物理学者「須藤靖」哲学者「伊勢田哲治」による科学哲学の対談本。 認識の違う二人による対談なので結論は出ない。 読んだ感触としては、細切れにしても死なないアメーバを切れ味がよい刃でズバズバ切ってるような話。 「であれば、具体的にどう…

萩尾望都「ポーの一族」

読了。 年を取らない吸血鬼を主人公にした、時代をまたぐ群像劇。 複数の時代に渡って主人公が同じという点が超人ロックと似ている。

ドゥーガル・ディクソン「アフターマン――人類滅亡後の地球を支配する動物世界」

読了。 5000万年後の地球に生息する生物を想像で描いた作品。基本的にこういう想像にありがちな、現代の生物を別種に置き換えてるだけ感がある。 爬虫類が恐竜の子孫だと思われてる点はさすがに1981年の本という感じ。 鼻行類、平行植物とともに「生物系三大…

ジョン・M. マグレガー「ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で」

読了。 誰にも知られることもなく約60年間作り続けたヘンリー・ダーガーの作品抜粋集。

桜井画門「亜人」

読了。 死亡した場合に、怪我をしていない身体状態にリセットされるという特徴を持った「亜人」と呼ばれる人が存在する世界の話。 物語の後半は歴戦の兵士である亜人「佐藤」による愉快犯のテロリズムに対抗するエピソードになる。

太田モアレ「寄生獣・リバーシ」

読了。 「寄生獣」とほぼ同じ時間軸・同じ地域を舞台にした、ミギーと新一とは別の人物を主人公に据えた作品。主人公は「人間どもこそ地球を蝕む寄生虫!! いや……寄生獣か」の広川の息子だが、広川ほどぶっ飛んだ思想の持ち主ではなく、まあ一般人である。 …

諫山創「進撃の巨人」

読了。全34巻完結。 最終巻の展開は ちょっと分かりづらい部分もあるが、いろいろ風呂敷を広げた部分をきっちり回収した上での完結。 以下ネタバレ考察。

テッド・チャン「息吹」

読了。 「あなたの人生の物語」に続く2つ目の短編集。 以下ネタバレあり感想。

伊達恒大「タイムパラドクスゴーストライター」

読了。2巻完結。 漫画家志望の男の前に、毎週10年後の「ジャンプ」が電子レンジから現れるようになった話。

眉月じゅん「九龍ジェネリックロマンス」

読了。4巻まで。 香港のスラム街「九龍城砦」を舞台にした恋愛漫画だが多分にSF・ミステリ要素も入っていると思われる。 実在の九龍城砦スラム街は1994年に取り壊されて現在は公園になっている。 作中の九龍城砦はそれが再建されたもの……なのだが、一巻時点…

杉井光「神様のメモ帳2」

読了。

吾妻ひでお作品いろいろ。

以下を読了。 やけくそ天使1巻。 吸血鬼ちゃん。 地を這う魚。 うつうつひでお日記。

杉井光「神様のメモ帳1」

読了。 「NEET探偵事務所」を中心として、社会の正しい道から様々な形ではずれてしまった人たちの話。 渋谷を舞台とした麻薬やギャングが登場する作品だが雰囲気は落ち着いている。 1巻なので主人公が探偵助手に収まるまでのいきさつとなる事件が起きる話と…

藤本タツキ「チェンソーマン」

読了。11巻まで。 恐怖の対象となる事象に結びついた悪魔が存在する世界のバトル漫画。 主人公は「チェンソーの悪魔」の魔人。 11巻で第一部完となっているがチェンソーマンが持つ、食い殺した悪魔の司る概念を消滅させる特異的な力などまだ多くの謎を残して…

大場つぐみ×小畑健「プラチナエンド」

読了。14巻完結。 デスノートの作画・原作コンビによる作品。神とその天使によって授けられた力で次の神の座を担う人間を決めるというストーリー。 最後までデスノートほどの勢いはないように感じた。