伏瀬「転生したらスライムだった件」

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読了。なろう版。
キャラクター設定だったり、アイテム設定だったり、技名だったり、色々な面で僕の考えた最強の設定をストレートにぶつけてくるような作品だった。
「蜘蛛でした」と違いプロローグ時点で最強のドラゴンの力を手に入れているので、作中でちらほら言われていたような"スライムという最弱の魔物から魔王に成りあがった"といった展開は存在しない。パワーアップイベントはいくつかあるものの基本的に主人公は最初から最後まで最強である。また序盤に人間の体も手に入れて、だいたいはそちらで活動しているので主人公がスライムという設定にほぼ意味が無い。
無償公開されつづけているなろう版を読んだという事でブラッシュアップされてないというのもあるだろうが、面白さが十分に理解できたとは言えず、刺さる人には刺さるのかもしれないなあという感想を持った。