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柳本光晴「龍と苺」

2巻まで読了。「響 小説家になる方法」の作者の将棋漫画。 この作者の人間感では、天才は人格破綻者出なきゃ駄目なのかよと感じる作品。正面から響の二匹目のドジョウを狙いに行っている。 あと主人公の強さがなろう小説級にでたらめすぎてギャグになってい…

渡航「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。1巻」

読了。 通称「俺ガイル」。 いつも一人でいるひねくれ者の主人公と、同じくいつも一人で居るがその美貌から周囲からのやっかみでそうなっているヒロインとが、謎の部活に強制入部させられて相談者たちの悩みを解決していくというオムニバスストーリー作品。 …

鮎川歩「クイックセーブ&ロード」

読了。 人生のある地点をセーブして、死亡した時にそこまでタイムリープできる能力者を主人公としたミステリ的な作品。 ただやはりこの能力は便利すぎて、その能力が封じられる場面も無いので終盤の盛り上がりに欠ける。 緊迫した場面があっても、失敗したら…

入間人間「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」

読了。 かつて誘拐・虐待された過去を持つ"みーくん"と"まーちゃん"を主人公とした小説。

竹岡葉月「蒼井葉留の正しい日本語」

読了。 「あのあの、久坂君。ここの、奥義“土龍天翔爆裂拳”とはどういう意味でしょうか」という引きで始まるが、中身はまっというな青春ミステリー物だった。 小説家志望の主人公と辞書と日本語を愛するヒロインを軸に据えた学園ミステリーということで、文…

時雨沢恵一「キノの旅23」

読了。 「始まりと終わりの国」という意味深なタイトルのよく分からない話が入っているのは、なにかの伏線なんだろうか……?

白井カイウ・出水ぽすか「約束のネバーランド」

読了。 鬼の食用児たちが、鬼たちの食べ物という立場を脱却するために奮闘する物語。孤児院脱獄編までは読んでいたが20巻で完結したので最後まで読んだ。 ……が、結論としては孤児院脱獄編まで読めばそれでいい作品だった。 知性鬼の貴族階級最高位である女王…

綾里けいし「魔獣調教師ツカイ・J・マクラウドの事件録 獣の王はかく語りき」

読了。 いわゆる「バディ探偵もの」に近いがワトソン立場の医師である主人公のパートナーは、探偵ではなく魔獣調教師という職業で、彼を中心とした短編集になっている作品。 切り裂きジャックが跋扈していた頃のヨーロッパの都市のような世界観だが、そこに…

うえお久光「紫色のクオリア」

読了人間がロボットに見える女の子、という掴みからまさかの全宇宙を巻き込んだスケールに話が発展する作品。 また、目的に向かって強い意志を持ってあがきつづける主人公の姿は悪魔のミカタの堂島コウを彷彿とさせる。 ただタイトルになっているクオリアに…

野村美月「"文学少女"見習いの、卒業。」

読了。 なぜか10年積んでしまっていたシリーズの続きを読んでいる。 まだ外伝などはあるものの、天野遠子の卒業に続いて、井上心葉の卒業となるこれがシリーズのもうひとつのクライマックスだと思う。 ただ実は表題作は後半の短い章になっており、どちらかと…

野村美月「"文学少女"と恋する挿話集3」

読了。 短編集3。本編後の将来の話などが入っていたが、流石にサブキャラクターたちのの背景を忘れてる。

野村美月「"文学少女"見習いの、卒業。」

読了。 なぜか10年積んでしまっていたシリーズの続きを読んでいる。 まだ外伝などはあるものの、天野遠子の卒業に続いて、井上心葉の卒業となるこれがシリーズのもうひとつのクライマックスだと思う。 ただ実は表題作は後半の短い章になっており、どちらかと…

野村美月「"文学少女"と恋する挿話集3」

読了。 短編集3。本編後の将来の話などが入っていたが、流石にサブキャラクターたちのの背景を忘れてる。

野村美月「半熟作家と"文学少女"な編集者」

読了。 大人になり出版社の編集になった天野遠子と、学生作家のペアのエピソード。 これがシリーズ最終巻となっており、綺麗なラストが描かれている。 本編主人公の井上心葉は直接的には登場せず、「井上ミウ」として執筆をつづけていることや天野遠子と結婚…

真鍋譲治「アウトランダーズ」

読了。 kindle unlimited にあったので読んでみた。 1985年頃の宇宙戦争を描いた作品。昔単行本のどれかを持ってたいたが最後のまで読んでなかった気がするので。

時雨沢恵一「キノの旅22」

読了。

時雨沢恵一「キノの旅21」

読了。

吾峠呼世晴「鬼滅の刃」

読了。最後まで。 最初の数巻はえらくスピーディな作品だったが、途中からはわりと普通に盛り上がりに時間をかけて普通に終わった印象。 少年漫画にしては必殺技が淡白で、「能力バトル」要素どころか「民明書房」要素も薄く、説明としては属性を付けている…

H・P・ラヴクラフト「インスマウスの影」

読了。きくドラ。 「深きものども」の街インスマスへ訪れた主人公がそこで知ってはいけない秘密を知って追われる話。 魚面を表すインスマスヅラの出典元。

H・P・ラヴクラフト「ランドルフ・カーターの陳述」

読了。 墓の下の地底にあった「何か」の元へ行ってしまった友人と、彼と電話でリアルタイムに話すランドルフ・カーターを描くホラー。

ダニッチの怪(ダンウィッチの怪)

読了。 アメリカの農村ダニッチ村を襲った怪異を描く話。

H・P・ラヴクラフト「ニャルラトホテプ」

https://www.aozora.gr.jp/cards/001699/files/56839_53228.html 読了。掌編。 ニャルラトホテプを名乗る預言者が人々を暗い穴へ導く。 アザトースの名前は直接出ないが、ニャルラトホテプはアザトースのアバターであるように描かれている。

H・P・ラヴクラフト「天涯から来たる色(宇宙からの色、異次元の色彩)」

https://www.aozora.gr.jp/cards/001699/card58044.html https://www.youtube.com/watch?v=QcJfVrxyX8A 読了。 アメリカの田舎に落ちてきた隕石に含まれていた宇宙生物による生態系汚染を描く作品……ということになるのか? ラヴクラフトらしく宇宙生物といっ…

H・P・ラヴクラフト「チャールズ・デクスター・ウォードの事件」

https://www.aozora.gr.jp/cards/001699/card57254.html 読了。 魔術の研究をしていた過去の男の血を引く青年が、自身のルーツを研究するうちにだんだんと狂気に侵されていく話。 青年自身の心の内は語られず、次第に行動がおかしくなっていく青年と彼に儀式…

ケン・リュウ「紙の動物園 (ケン・リュウ短篇傑作集1)」

読了。 中国系アメリカ人の作者によるSF短編集。 途上国としての中国と、先進国としてのアメリカの差を描いた作品が多い。

藤原カムイ「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~」

読了。34巻までで完結。 「ロトの紋章」の主人公たちの子供世代が主人公の作品。 完結ということで最後まで読んだ。 主人公は野党として暮らしていた時期があったり、敵方が光属性だったり、敵も「世界を救う」ことを目的にしていたりとまっすぐな勇者の話だ…

白鳥士郎「りゅうおうのおしごと」 12巻まで

読了。 奨励会編、完結。

ジョン・R・サール「Mind(マインド)・心の哲学」

読了。 「中国語の部屋」思考実験の提唱者として有名なサールの著作。 心の哲学の問題と提示されてきた主義主張が網羅的に紹介されており、その上でサール自身の考えが語られている本。 読んだところ、サールは心脳同一説の支持者であるが、脳や心に神秘があ…

H・P・ラヴクラフト「ダゴン」

https://www.aozora.gr.jp/cards/001699/files/57342_57668.html 読了。 1章のみの作品で非常に短い。内容は漂流遭難した男が謎の遺物と巨大な魚人の怪物(ダゴン)を目撃するというもの。 特筆すべき点として、この作品は「窓に!窓に!」の出典である。 自…

H・P・ラヴクラフト「時間からの影」

https://www.aozora.gr.jp/cards/001699/files/57342_57668.html 読了。 イースの大いなる種族と精神を交換された男の、かつての遺跡とそこに封じられた盲目のものを「知ってしまっている」狂気を描く作品。