http://www.playstation.jp/scej/title/siren2/
マンネリのホラーゲームに新風を巻き起こすはずが、あまりの高難易度でカルト的人気しか得られなかった前作から、数年。SIREN2の登場である。
とりあえず、ハードで解いてほぼ完全クリアはしたのだが、今回は前作に比べるといまひとつインパクトが薄い気がしてならない。前作はもっと屍人（敵ゾンビ）の視界をジャックしていると、何時の間にか屍人のセリフを吐いている自分に気が付くというほど、パワーがあったはずなのだ。
しかし、今回はどうもそういう感触は受けない。確かに何か呟いてはいるのだが、いかんせんパワー不足である。
とは言うももの、総合的な感想としてはそう悪くはない。というか、良くも悪くも
「２作目」という感じなのだ。いろいろ理不尽だったシステム面などが安定したり、
ライトユーザにも受け入れ口を広げたりと、正当進化はしているものの、かわりに「１」のあのインパクトが薄れてしまった。そんな感じなのだ。
映画とタイアップで多くの人にプレイしてもらうことを目指しているようなので、これも仕方ないかとは思うし、それなりに楽しめたのだが、どこか足りない気がしてならないという作品だった。
ちなみに、前作をプレイした人は問答無用でハードを選ぶことをお勧めする。
ノーマルだと敵の攻撃をかなり食らっても死なない。(前作に比べれば)
どちらにしても、ゲーム途中でも難易度は変えられるのでどうしても無理だと思えばノーマルやイージーに変更すればいいし。
2chのSIRENスレより。
これの方が面白そうだ……。あと、闇人と屍人は争いあうという要素を強めて、
「屍人の注意を引いて闇人の巡回範囲に移動させる→闇人が屍人と争い出す→その隙に脱出」
みたいなギミックをもっと普通に使えるくらい入れて欲しかった。
だって、SIREN2の仕様じゃあ闇人は完全に後半の屍人の置き換えであって、ぜんぜん第三勢力じゃないじゃん。
798 名前：なまえをいれてください 投稿日：2006/03/01(水) 14:31:33 hZVFHXKb サイレン２の不満な点についてだが、 闇人に対抗する手段を、公式やパケ裏や取説に書いてあるように
「光」のみが、闇人を撃退できる武器として欲しかった。光を当てると怯んで、その隙に通常武器で倒せる闇人は、 はっきりいって屍人より弱い。
「人間を遥かに凌駕する知性と能力」なんて微塵も感じられない。以下のような仕様なら闇人らしさが出たのではないかと思う。
・闇人は通常武器で倒すことはできない。
ただし、光を当てつづけてグロッキー状態になった時は、通常武器でトドメをさせる。
・闇人に対する唯一の対抗手段は「光」のみ。
ただし、懐中電灯程度の光量では倒すことはできないので、 沈黙させるには強力な光をあてる必要がある。
・闇人は、光の中では活発な活動ができないが、闇の中では屍人より迅速。
・闇人は、闇にまぎれてプレイヤーに忍び寄るような行動をとる。
よって、闇人がいるステージでは光を確保しておかないと危険。 799 名前：なまえをいれてください 投稿日：2006/03/01(水) 14:32:37 hZVFHXKb
>>798のつづきこういう仕様なら、公式の説明にあるような「光と闇との駆け引き」と言えるんじゃないかと。 闇人が登場するステージでは、いかに光を確保するかが重要になって、 強力な光を発生させて撃退するステージとか、懐中電灯も全ステージで電池切れをおこすとか、 外灯など安全地帯の設置とか、ステージバリエーションもふえるし。 屍人には闇、闇人には光と、状況によって光と闇を使い分けるというパズル的要素もある。 こういう仕様のほうがサイレンらしいんじゃないかと思うよ。 つうか、去年の夏の段階ではこういうゲームを想像してましたよ。 長文でごめんね。
