東京を再現した3D仮想世界、トランスコスモスや産経新聞らの合弁会社が年内オープン「meet-me」

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20350202,00.htm?ref=rss
うああ、技術的には凄い。でも、全体的になにか的外れな印象を受ける。まず第一にVistaでしか動かないというもの。そして、清潔で完璧なものを目指しすぎている点が気になる。


一つ目はリアルな東京を忠実に再現することだ。道路や住宅の区画等にデジタル地図データを使用し、
街の主要なランドマークも実在の建物を再現する。季節・天候・地価といった日常生活の構成要素も現実と同期させるという。という特徴は素晴らしい。

“コモンセンスの維持”。meet-meでは、誹謗中傷表現や風俗的関係の情報など、
公序良俗に反する行為を極力排除していく方針だ。
というのは、価値あるコンテンツの一部を切り捨てる。ということでもある。コモンセンスの中のコンテンツだけでは、コモンセンスの外側のコンテンツには勝てない。きたないはきれいとか言うつもりは無いけど、汚いものが持つ求心力というものはプラスだろうがマイナスだろうが、コモンセンスの範囲に収まるものよりも強いからだ。

東京23区の面積は約621平方キロ。その中には170万あまりの建物が存在するという。
そのような空間を仮想的に作り出す試みは、「開発にとって地獄」と
フロム・ソフトウェア代表取締役社長の神直利氏は笑う。
いあ、笑ってる場合なのか。フロム・ソフトウェアだからかなり質の高いものを期待できそうだけど。