モジラ、「Prism」プロジェクト発表--ウェブアプリをデスクトップに統合へ

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20359775,00.htm?ref=rss
かなり前にNetJaxerかなにかの関連で書いた気がするが、現在のWebブラウザは「Webドキュメント・ブラウザ」であって、「Webアプリケーション・ブラウザ」ではない。
PrismはAirとかsilverlightとかと違って、そこのところを重点的に攻めている点で評価したい。
ちなみに、この記事ではAirとPrismは酷似していると言っているが、全然違うと思う。PrismはあくまでもWebアプリケーションの「ブラウザ」に過ぎないのだ。Airが目指すところの(オフラインに対応できる)独自の
「エンジン」ではない。(Prismのエンジン自体は、firefoxなどと同じgeckoエンジンだ)
そして、追加機能が欲しい場合はあくまでもオフライン上の「見え方のカスタマイズ」という視点から機能を追加を行う。
この違いは既存のwebアプリがそのまま利用できるかどうかという点に現れる。airやsilverligthは独自の環境上で動く為、どうしても既存のwebアプリを動かそうとしても、そのアダプタ的なアプリケーションをそれぞれに用意してやらねばならない。代わりに高度な作業などが可能になるが、果たしてそれは
「webアプリケーション」だろうか?