視聴。
TRICKワールドを完成させる1ピース。4年も音沙汰がなかったTRICKがなぜいまさら映画になったのかというのにも納得できる伏線回収がされている。
これだけの年月をおいても、まったく違和感なしに受け入れられるTRICKワールドはまさにマンネリだけど黄金パターン。劇場でニヤニヤしっぱなしだった。
そして、まさかの伏線回収。
TRICKが好きだった人は見て損は無い作品に仕上がっている。ただ、逆にTRICKのドラマを知らない人にとっては「パターン」として確立されてきた展開についていけない可能性も……。ちょっと人を選ぶ作品かもしれない。
以下ネタバレ。
いままでのTRICKでは超能力は本物っぽいものでも必ずぼやかせておくか、あとでネタばらしをするかで明確には出てこなかったのに、今回は明らかな超能力が描写されていてテイストが違う!とおもったら、まさかの1期第1話の「それでも、本物の超能力はあるのだ」という伏線が回収ごされるとは!!というか、本作が本当のトリックシリーズの結末としてやりたかった話なんじゃないだろうかと思う。
だからこそ、これだけの間があいても映画として公開されたのではないだろうか。
http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-10526460411.htmlこのブログが劇場版公開直前に見事にそれを言い当てている。なんだこの予言ブログ。
③ 合(ジンテーゼ)・・・・それでも、超能力者は存在する、これが明かされるとき、
ドラマは終わると思います。
逆に「完成」してしまったからこそ、続編はもう無いかもしれない(作る必要が無い)ということを残念に思うのは贅沢な悩みなんだろうか。これは優秀な物語が抱えるジレンマだな。