Grow Home

プレイ。steamのアクションゲームだが鬼畜ゲーではなく万人が楽しめる難易度。
未知の惑星に降り立った探査ロボットが、「ジャックと豆の木」のような雲より高く育つ植物を育てながら空の浮島をたどりつづ、成層圏で待つ母艦を目指すというゲーム。
「よじ登る」ことに焦点が当てられており、マウス左右ボタンをそれぞれ右手、左手の掴み動作に対応させて岩山や成長させた植物をガシガシよじ登っていく。
ローポリゴンながら日が昇って落ちていき、影がだんだんと移動していくのは美しく、さらにそれが夜間は光っているアイテムを見つけやすくなったりというゲーム性にもつながっているのが素晴らしかった。
マップも上手くデザインされており、どこへ行けという指示が特にあるわけではないが山頂など苦労して行った場所にはちゃんと「ご褒美」の収集アイテムが用意されており、隅々まで探索してみようという気にさせてくれる。
(自分は全クリスタルを回収した)
問題点としては、肝心の植物を育てるときに目的の方向に向いた芽を育てても明後日の方向に行ってしまってうまく進めないことがストレスになったこと。もうちょっと素直に育ってくれてもよかった。



最初はちょっとした岩山を登るのも苦労するが、後半は操作の慣れやパワーアップで、縦横無尽にフィールドを駆けまわるようになるのも気持ち良い。
また、途中で手に入るグライダー的アイテムも素晴らしい操作感で空を飛べる。

2つ目の巨大な浮島では、底の方がまるで「天空の城ラピュタ」のようになっており、周囲の突起からつたっていって本来は落とし穴の排出口である穴を登っていくということも可能。

あとで実況動画見ると、どうもこの植物は成長時に十字キーで成長方向を操作できるらしい。
マジか。……マジか、めっちゃ苦労したのに。
ただ、操作しないとツル科植物らしいねじりの入った枝が構成させるので見た目が綺麗な感じになってくれたのが救いか。