Titan Souls

クリア(真ラスボスまで。アナログパッド無しでクリアしたので矢の発射方向が制限されて辛かった)。
ワンダと巨像」を見下ろし視点の2Dにしたようなアクションゲーム。
ゲームの舞台となる遺跡はワンダと巨像のように荒涼としており、生物(雑魚敵)が存在せずボスのみが各所に待ち受けている。グラフィック的にはドット絵を基調としているがボスの一部が3D描写されているようである。しかし、一見しただけではまず気づかないほどドット絵の中に自然に溶け込んでいる。
また特徴的な点として、全てのボスは弱点に矢を1発打ち込むだけで倒せるというシステムになっている。かわりにプレイヤー側も攻撃を1発食らうと即死する。ただゲームオーバー時のリスポーン地点がボスの近くに設けてあり簡単に再挑戦できるため、即死が大きなストレスになることはない。
何度も死ぬ中でどうやれば弱点を狙える状況を作ることができるかを考えて、絶妙なタイミングで攻撃を叩き込むことを試行錯誤で実現するという流れのゲームになっている。



ただし、特にプレイヤー誘導があるわけでもないのに不自然なマップタイルが1ブロックあるところから隠し通路に入ったり、他に一切そういう仕掛けは無いのに突然、隠しスイッチを矢で押す仕掛けがあって、それがクリアするために必須というのは残念な点。
ゼルダメトロイドなどにも似た仕掛けはあるが、それはプレイヤーに怪しい場所には何かがあることを学習させるレベルデザインがあった上で成立していると思うのだ。

ちなみにラスボスだけは、ランダムなタイミングで、ランダムな方向に瞬間移動するのがたまたま矢の軌道に沿うまで試行回数を重ねるゲームになってたのが残念。
そういう意味では、真ラスボスのほうがまだパターン化できて楽だった。