https://kakuyomu.jp/works/1177354054883808252
読了。#174まで。
架空言語リパライン語が公用語となっている異世界が舞台で、現代日本から転移してきた主人公八ヶ崎翠(やつがざきせん)と読者はまったくその言語を理解できないところから徐々に言葉を学んでいくという異色の作品。
架空言語は単に既知の言語の単語をオリジナルのそれと入れ替えた程度のものではなく、文法や文化的背景のレベルから作られている。
調べてみるとどうもこの作品のためにリパライン語が作られたのではなく、マイナーなシェアワールドとして膨大なリパライン語設定や世界設定が既に存在しており、それをもとに作られたのが本作らしい。
初学者のためのリパライン語という、60ページを超える本気な言語教科書も公開されており、感想に対する作者のコメント返しはリパライン語によって行われるという徹底っぷり。
https://drive.google.com/file/d/1RwtPFMu7-ckelB2WKbdxYQGTAZ8xxQAb/view
いちおう#174が"Epilogue"として書かれているものの、物語的には伏線が回収されないどころか、きりがいいところですらない状態でバッツリと途切れており、先が非常に気になる状態にある。
「異世界語入門 ~転生したけど日本語が通じなかった~」として書籍化もしている。
悠里総合サイト
https://sites.google.com/site/jurliyuuri/home/you-li
設定の公開されているサイト。
悠里は「人工言語を作るために架空世界を作る」といったタイプの世界創作
とのこと。
舞台は
https://sites.google.com/site/jurliyuuri/chuang-zuo/yuesleone
八ヶ崎翠が降り立ったのは、ユエスレオネ連邦だと思われる。