クリア。アシストモード未使用でチャプター9のトゥルーエンド、C-SIDEクリア。
セレステ山の山頂を目指す、スーパーミートボーイの系譜の高難易度即死系アクションゲーム。
チャプターごとにダッシュに反応する床や空中移動できる羽などの特徴的なギミックがいくつかあって飽きさせない。またギミックが動くときの慣性を利用した移動や、ダッシュからの派生アクションで普通は越せないように見える地形をクリアするルートの気づきが必要になるのが特徴的。
このアクション・謎解きのバランスは基本的にCelesteClassicを踏襲しつつ、大幅にスケール・難易度を上げた感じ。
またこの手のゲームとしては珍しくストーリーがフレーバーに収まらず、ゲーム内ギミックにも大きく関わってきてプレイヤーを楽しませてくれる。
難易度は非常に高いがプレイヤーが理不尽な死と感じる要素を丁寧に抜きとってあり、さらにキャラクターも魅力的で挑戦しがいがある名作。
ただA面のクリスタルハートという隠し要素の全取得がチャプター9後半への挑戦条件なのに、取得条件の一部はファミコン時代の謎解きかよってくらいに解かせる気無しなのでそこは理不尽ポイント。
アクションゲームとしてはエリア攻略を見たら台無しだが、クリスタルハート取得方法については攻略サイトを見ていいと思う。
ちなみにチャプター7Bの山頂まで目前……のひとつ前が一番きつかった。
本来は上ダッシュ壁蹴りで大ジャンプして上の壁に掴まれというのが開発側の用意した解法で、後でその方法を試すとそれなりの難易度でクリアできた。しかし、初回は壁蹴りのアクションが完全に頭から抜けており、さらに物凄い絶妙な操作をすれば普通のジャンプでも上の壁に手が届いてしまうことを見つけてしまった。
というわけで私は、壁蹴りより絶妙な操作の2連続成功が要求される上に、スタミナ的余裕が無いので失敗どころか迷っている時間すら許されないという無駄な高難易度操作を成し遂げてクリア。
絶対的な難易度では流石にチャプター9後半のほうが高いと思うが、ここは突然難易度が跳ね上がりすぎて印象に残っている。
あまりに大変だったのでその次の山頂までの最終エリアが全然楽に思えたほど。