ひぐらしのなく頃に・解 罪滅し編 感想1

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全部ネタバレ。
tipsの「お気に入りのワイン」にて梨花ちゃん(?)と、その裏人格(?)が語っているところによれば、

「…………でも、……また、…駄目なのです。」
「そうね。……また駄目ね。………これだと、私の命日はいつだっけ?」
「……………………6月の、25日の夜だと思いましたです。」
「綿流しの祭りが終わってから、大体一週間後か。……まぁ妥当な辺りね。」
  (略)
「がんばりましょ。……次のスゴロクではきっと、6が立て続けに出てくれることもあるわよ。」

ということらしい。
ひぐらしは、ループする世界なのだろうか。つまり、ひぐらしのキャラクターたちはxx編の一周を基本として、綿流しの数週間前後を、何度も何度も同じ巡っているのだろうか。
そうだとしたら……、それはとても感傷的な世界である。
何度も繰り返し、失敗し、そしてたどり着くのは「バットエンド」。決められた日々の中をあがき続ける日々には終わりは無いのだろうから。



でも、このネタはアルファシステムの「ガンパレードマーチ」で骨髄まで、ガッツンガッツン、ハンマーでぶっ叩いて残さずしゃぶり尽くされたネタだ。そして、いくら質が良いとはいえ、同じ材料の料理を過剰に食わされて、胸焼けがしているネタだ。
ただ、そういう舞台設定がセンスよいから使っておこう、というだけのために使われるのならば、やめてくれー、という気分である。

以上、記憶5・tips「お気に入りのワイン」登場時の感想。
それにしても30分一区切りで、見事にtips入手ポイントにたどり着くのは、このゲームの美点だと思う。プレイ時間が正確に予想できて時間が無くても自然にプレイできる。