使い魔のクビチョンパとか含めると、魔法で殺人が行われていないと考えるには、複数人が同時に同じ幻覚を見るとかそもそも今回の描写は嘘だったとか、考えなければならない。
とりあえず魔女が存在して、それは魔法を使えることは認めるべきだと思うのだ。バトラが1人で張り切っているので、勘違いしちゃいそうだが「魔女の存在を認めれば負け」ってのは戦人が勝手に言ってることで、プレイヤーの敗北条件じゃない。プレイヤーの目指すところはルールを暴くことであって魔女の存在を否定することじゃないのだから。
だから魔女は物理的な力を行使できる存在として実在する。
その上で、魔女やカノンたちはどのような制約の上で力を行使できる存在なのかを推理することこそが、プレイヤーに化せられたゲームでは?
いわば、チェスの各駒の動き方を知らない人が、ゲーム内容から駒を動かすルールを推理することこそが今回のゲームだと思う。このゲームはどっちかというと、チェスよりも汝は人狼なりや?に近いイメージのものではないだろうか。
そう考えるとベアトリーチェは万能の魔女ではない。少なくとも、最初の6人の殺人に関しては明らかに物理的なトリックで密室を作ってるあたり、魔女という駒の動き方の限界を匂わせる。
ひぐらしはゲーム盤の持つルールは不明だったものの、そこに並べられる駒は基本的に人間以上の力は持っていなかった。(梨花はループを成立させるための例外として)
しかし、うみねこではそうではないのではないか?
その魔法はどのような条件の元で働き、どこまでのことが出来るのか。それを見極めることこそ、魔女に打ち勝つ道なのではないだろうか。
tipsのnextで出てくる図は、駒の種類を表すのではないか?
役割の種類
人間側
- 人間
一般人。特別な能力は無い。
- 魔術師(金蔵)
魔女を契約で縛ることが出来る。
- 黒き血の人間(バトラ)
高い魔法防御力を持つ。基本的に人間だが、七杭で撃たれることが無い。
- 家具(魔女の家具も、魔術師の家具も同じ)
多分、使い魔のこと。場合によっては奪われる。