うえお久光「悪魔のミカタ2」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840220751/hatena-22/ref=nosim
やっぱり人物描写が独特だ。
それぞれの人間が、それぞれの目的のために妥協無く動き、それによって物語全体が壊れようとも構わない、むしろそれによってリアルな話しを作り出す、という感触を受ける。
シリーズものとしてみると、不思議な道具を使った殺人を連続的に解決するために本当に巧い舞台設定がしてあるなあ、と改めて感じた。