科学者や技術者は「魔法使いの弟子」にすぎない

http://d.hatena.ne.jp/sivad/20070629#p1
それは無理があるものの見かただと思う。
世界の法則を読み解くという意味では、「魔法使い」だってそれら全てを知っているわけではない。
彼らもまた、既知の範囲の法則を上手く使いこなしているに過ぎないのだ。世界の法則を利用するものではなく、それを自由に変えられるものが魔法使いだとすると「魔法使いに出来ない事は何も無い」ことになってしまう。そういう存在は既に魔法使いではなく神と呼ばれるような存在だろう。
では、何が魔法使いが魔法使いたる所以なのか?それは、なにもかもの法則を自由に改変できるということではなく、あくまでも読み解かれてパッケージングされた法則(魔法)の使い方を熟知している所だと考えられる。
そう考えると、十分に進んだ科学を扱う存在はやはり魔法使いと言って構わないのではないだろうか。


科学者はともかくとして技術者は、まさに魔法使い的な位置付けになると思う。例えば、unixハッカーとかね。:P