RubyKaigi2010で「本当のアジャイル」を学んだ - プログラマ 福重 伸太朗 〜基本へ帰ろう〜

http://d.hatena.ne.jp/japanrock_pg/20100829/1283102541
まとめてみた。

導入 〜 1ヶ月以上の見積が当たることは無い

ということは、1ヶ月以上の見積をすることは嘘の約束をすることであり、将来約束を破ることでもある。

では、どうするか 〜 代わりにDaily Hit を採用する

「1日1つ、お客様が"納得する成果”を出す」という手法。
「成果」とはお客様が納得する進捗のことであり、動作などを目に見える形で示す必要がある。
達成すべき「成果」を設定する基準として、一週間程度の規模の「ストーリー(お客様視点の要望)」を決めて、1日単位で目標とすべき成果を設定する。

より効率的に 〜 ペアプログラミングの採用する

一日中ペアでコードを組む必要は無いが、一日数十分〜数時間ほどコードを共有すると効率が上がる。

より正しい方向へ 〜 「本当に欲しい機能」は何か?を引き出す

お客様ともっと積極的に交流しよう。

「ふりかえり」

アジャイルは成果が短い期間で得られるため、細かい機能に埋もれて本来の目的がないがしろにされやすいという欠点を持つ。「ふりかえり」とは、短いイテレーションの繰り返す中で本当の目的を思い出すための話し合いである。タイミングやメンバーは任意だが、厳格な会議にはせずに「本当にやりたいこと」を確認し合う。