乾くるみ「マリオネット症候群」

読了。
……つーか、かなり昔に読んだ作品なのだが本棚整理してるときにこれは良かったと思って読んでたらいつの間にか最後のページまで行っていた。
『な… 何を言ってるのか わからねーと思うが おれも何をされたのかわからなかった…』



ある朝目覚めると主人公は自分の体の中にいるのに、その自分の体が誰か他の人に乗っ取られており主人公は体の中からそれを傍観するしかないというマリオネット状態になっていた、というストーリーのお話。
出だしもさることながら読者を飽きさせない展開で最後までサクサクと読ませてくれる作品である。