三位一体

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%BD%8D%E4%B8%80%E4%BD%93
http://dettalant.hatenablog.com/entry/Cross-Cultural/04
"さん『み』いったい"と読む。
キリスト教において、「父と子と聖霊(三位)」が唯一神である……とする概念。
解釈が色々あって、唯一神の部分要素がその3つであるとも、唯一神がその3つのモード/側面を持っているとも、人間には解釈不能な概念であるともされる。
父(The Father)は、いわゆる「主」。旧約聖書で登場する神のことで人格神。
子(The Son)は、イエス・キリストのこと。
聖霊(The Holy Spirit)は、世界を動かしている力のこと。基本的に人格は無い。
聖霊は分かりづらいが、自然現象、生物が生きる活力、信仰心など幅広いものの根源的なパワーみたいなイメージだと思う。これも解釈論争があるところで、神の使い……つまり「使徒」も聖霊なので、聖霊(の一部)に人格はあるとする宗派もある。



https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=1367993778
とはいえ聖書の中に三位一体という単語は出てこないし、それに該当する概念が明確に説明されているわけでもない。
一応「三位一体を示す聖書箇所」というのはあるが、聖書という膨大な文書の中から都合がいいようにセンテンスを拾ってくればどんな事を正当化する根拠でも作れるので、こじつけ以外の何物にも見えない。
唯一神は1つのハズなのに、イエス・キリストと主の2つを崇拝対象にするという矛盾に対処するために後から考え出されたパッチ的な要素だと思われる。
(2世紀頃は父と子の二位一体だったのに、5世紀頃に聖霊が追加されて三位一体になったらしいし)