視聴。
「BLEACH」の作者である久保帯人の新作……の映画化作品。
魅力的な世界観によく動くアニメーションで上質な作品として仕上がってはいるが、物語としてまだ種まきの部分なので、面白いけれど物足りないというか作品として成立しきっていない。
AmazonPrimeで映画を30分アニメ3話分のとして再編集したものを視聴したのだが、ほんとに毎週放送するアニメの最初のほうの3話で掴みのエピソードを終えたところまでといった展開である。あと、登場人物が初めて登場するエピソード部分が映画化された部分より前にあってそこは映像化されてないので、映画単体で見るとこの人どういう背景の人?という疑問が湧くと思う。
ウイング・バインド組織トップの「トップ・オブ・ホーンズ」や、永久討伐対象の7頭の「メルヒェンズ」と話が広がりそうなキーワードは出てきているので先が楽しみではある。
BLEACHと同じ世界でBLEACH最終話から2年後の話らしいが、BLEACHは日本、BURN THE WITCHはロンドンが舞台で、"異世界"、"異能"の在り方も全く別なので完全に別作品として見ていい。