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第3新東京市でシンジ、アスカ、レイが襲来する使徒を迎撃していくという基本設定はそのままだがTVシリーズとは全く異なる展開にもっていく作品。
旧作から一新された使徒たちのテンポいい攻略と、旧作とは異なるレイとの関係性で、TVシリーズでありえたかもしれない王道の救済物語を描き切る……と見せかけて、最後に謎の展開を持ってきていて、完成度が高い。
随所にエヴァらしい謎を匂わせながらも基本はレイを含めたパイロットの成長物語であり、最後にレイを助け出すところのカタルシスも大きく、そりゃ評価が高いのも納得の作品である。
しかし例のコラ画像の影響でリツコが「人の域に留めておいたエヴァが……」と語りだすと、どうしてもドンドコドンドコ太鼓を打ち鳴らしている姿がちらついてしまう。
