実は複雑なAndroidのジェスチャーナビゲーション

Androidジェスチャーナビゲーションは、左右スワイプでアプリを切り替える事ができるが、実はこの動きは2つのモードを持っている。
WindowsのAlt+Tabでアプリ切り替えをするとき、Alt+Tabを押す前の「通常モード」と、Alt+Tabを押したあとでAltを押しっぱなしにしてタスク一覧が表示されている「タスク切り替えモード」、に相当する2つのモードである。
このモードの状態遷移は以下のようなロジックになっている。

最初の状態は「通常モード」である。
「通常モード」では「右スワイプ」で一つ前のアプリに切り替えて「タスク切り替えモード」に遷移する動作のみが行える。
「タスク切り替えモード」では、「右スワイプ」「左スワイプ」でアプリを切り替えられる。この操作を5秒行わないでいると「通常モード」に遷移する。

特に「タスク切り替えモード」から「通常モード」への遷移はしばらく時間が経つと自動的に行われて、遷移してもユーザにそれが判別できないので混乱しやすい。
(同じ操作をしたのに左スワイプが出来るときと出来ないときがあるように感じる)