プレイ。
スマホゲームのデジタルTCG。ハースストーンの開発者が製造している作品で1戦をスピーディに終わるように設計されている。
ハースストーンと同じターンで増えていくマナシステムを採用しているが、バトルのシステムは6ターン目終了時に場に出ているカードのパワー合計が高い方が勝つという非常にシンプルなものになっている。
ただし場は3つあるため、1箇所にパワーを集中させると残り2箇所で敗北してゲーム全体では負けるという構図になる。
またバックギャモンのダブリングキューブに近いシステムが採用されていて投了することにメリット(傷を浅くできる)があるゲーム設計になっている点も素晴らしい。ほぼ負けでストレスを感じながらゲームを続ける状況が減らせている。
ランダム性は高いが、最後まで自分の手札内でこうすれば勝てたというチャンスを持てる展開が多い上に、どうやっても勝てないなら撤退(投了というワードを使っていないところも素晴らしい)することができるので、DTCGの悪い面である先攻運・引き運だけで負けるというストレス展開を排除して良い所取りできている作品だと思う。
ただし題材がマーベルであり米国のゲームなのでどうにもバタ臭い。シャドウバースみたいにアジア圏でバタ臭くないパクリゲームが作られて欲しい。