プレイ。
ゲーム的な面を取ればパズルを解いて進んでいく(即死系)アクションゲームなのだが、男の子がモノトーンの廃墟のような世界をさまようという、独自の雰囲気が特徴。
物理エンジンがうまく使われておりパズル的なギミックを自然な動作で成立させている。下手な物理エンジン利用にありがちな、ブロックがビクンビクン震えるような箇所も全く無く、ゲーム本来の雰囲気を壊さないままに利用できている点が素晴らしい。
"LIMBO"はキリスト教の地獄の一歩手前のような場所で、洗礼を受ける前に死亡した幼児が行く場所とされており、男の子が多くの死を重ねながら進むゲーム内容とも一致している。
ところでこの主人公、比重重すぎじゃないか?普通人間はある程度水に浮くもんだがコイツが水中に落ちようものなら泳ぐとか一切せずに容赦なく沈んで死ぬ。