A Dance of Fire and Ice

クリア。ステージ12まで。
連星のようなお互いの周りをまわるUIによって、入力タイミングを取る音ゲー
体力ゲージみたいなものは存在せずタイミングを外すと即死なので、プレイ感覚としては Super Hexagon に近く、高難易度局を1曲クリアできたときの達成感が凄い。
シンプルながらインターフェイスに削ぎ落とされた工夫があって高難易度音ゲーにありがちな不条理さを感じさせない作りになっている点が素晴らしい。
そもそもお互いの周りを回る球体でリズムを取らせることで拍子を「角度」として可視化するアイディアは秀逸で、直線上にタイミングマーカーを配置した標準的な音ゲーではなんとなく推し量るしかなかったミスの内訳が、どのくらい拍子がずれていたのか一目瞭然となる。
ワンキーゲームという極限までシンプルなジャンルの作品なのに、こんな素晴らしいシステムが掘り起こされていなかったのは、ゲームメカニクスの面白い点だと思う。