スタートレック:ディスカバリー シーズン1

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Netflixによって制作された新たな「スター・トレック」のドラマシリーズ。Netflixの契約者数に目に見える影響を及ぼすほどの人気を誇り、シーズン2の制作が決定している。
時代は「宇宙大作戦(TOS)」の少し前で、ケルヴィン・タイムラインではなく正史側の世界である。
物語の中心でありタイトルにもなっている宇宙船「ディスカバリー号」は、宇宙のどこにでも一瞬でワープできるトランスワープ技術を積んでいることが大きな特徴。その後の時代では、ボーグですら巨大なトランスワープハブを使ってやっと実用化していた技術なので、それを単独で運用できるディスカバリー号は完全なオーバーテクノロジーであり、実験段階の技術という設定もありワクワクさせてくれる。
ストーリーは前半のクリンゴン戦争編と後半の地球帝国編に分かれ、どちらも息をつかせぬ展開をしてくる。
とにかく映像効果がすごかったり、過去シリーズで出てきたモチーフが出てくるファンサービスがあったり、単純に演出やストーリーが巧みだったりして「面白い」と自信を持って言える作品。
ただ、いままでのシリーズと違ってオムニバス形式ではなくストーリーが連続しているのは賛否両論あるところ。自分は積極的な否定はしないが、様々な単発アイディアを出せる余地が減っていのはすこし残念。
あと時代的にホロデッキは無い。(簡易なシミュレーターのようなものはある)