Gateways

クリア。
2D版「Portal」のようなゲーム。2点間を結ぶ門を開くポータルガン(このゲームでの名称はGateway gun)を片手にメトロイドのような構成のフィールドの各所めぐってのパズルを解き、アイテムを集めながら先に進むパズル・メトロイドヴァニアである。
単純に2点間が移動ができるポータルガンだけでなく、ポータルに大きさや重力方向を変える効果を付与する開く銃も出てくる。なんといっても目玉は過去につながるポータルを開く銃だろう。過去に行って過去の自分と協力することで一人では解けない仕掛けを解いていく仕掛けが面白かった。
またポータルは単なるワープポイントとして作成されるのではなく、ちゃんと「ポータルの中」を覗けるようになっているので接続先を覗いて安全か確かめたりもできるし、無限のあわせ鏡みたいな状況もちゃんと作れる。
パズルのあるポイントに配置されているヘルプターミナルで、現在持っている装備でそのパズルが解けるのかを教えてたり、どうしても分からない場合は料金を払って正解を見せてもらえるシステムがある。これは装備が足りなくて本来進めない場所で無駄に詰まりがちなキャッスルバニアの欠点を上手く補うシステムだと思う。
(探索の楽しみとのトレードオフではあるが)



Portalと違って加速度を利用する系のパズルは少なく、どこにポータルを設置するかというパズルが多かった。
ストーリーは英語で全然読んでないが、マップを開くと表示される次に行くべき場所に従っていればゲームは進んでくれる。
過去へ続くポータルは完全に別の世界線を作成するので、過去を改変して現在に戻ることで何かが起きるということが一切無いのはちょっと残念か。