なろう用語「システム」

何故ナーロッパではステータスウインドウが開き、スキルというパッケージ化された奇跡が働くのかに対するアンサー。
さすがになろう小説でも「そういうもんだから」でごり押すのは無理があるという、うっすらした共通認識があるようで世界観を深堀していく作品ではわりと登場する用語。
要するにステータスウインドウやスキルを駆動させているのは十分に発達した技術であり制作者が居る「システム」によって実現されており、システム自体やシステム外はやはり広い意味での「物理法則(魔法や超能力が働く原理も内包した法則)」に支配されている。
現実に世界のどこでもスマートフォンという魔法が使える「システム」が実現しているからこそ受け入れられるようになった世界観ではないだろうか。
同じ水を出す手段でも、スキルは水道網というシステムを前提とする「蛇口」で、魔法はそれ単体で成立する「汲み上げ井戸」のようなものだと思う。
ただ転スラに代表されるように「そういうもんだから」でごり押してる作品もわりとある。